どんな美容室があったらいいか。(1)美容院の思い出 1

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どんな美容室があったらいいか。(1)美容院の思い出 1

  • 2014年10月15日

子供の頃、街から少し離れた、自然の多い所に住んでいました。
周りには、お店も何もなかったので、たぶん、一ヶ月か、二ヶ月に一回くらい、父と母と私の三人で、美容院と床屋さんにいきました。
水の綺麗な小さな川のすぐ横にありました。お店の正面の通りを少し行くと、有名な大きな神社があります。
江戸時代、大きな宿場町の一つとして栄えた場所です。

美容室と床屋さんはつながっていて、その境界には扉があって、通りに面したほうが、床屋さんです。美容室はその奥にありました。
母のパーマのほうが、時間が長かったので、美容師さんが、あと、何分で終わるから、とお父さんに言ってきて、と私に言うので、扉をあけて、何度も、父の所まで、伝言係りをしました。
父は先に終わると、床屋さんと世間話をしていました。床屋さんがふるまってくれた、すいかなどを一緒に食べた記憶もあります。

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母にも父からの伝言を伝えます。
でも、母は、パーマの機械のなかに、すっぽり頭が入っていて、よく聞こえないので、なに?と読みかけの雑誌を膝の上におき、なんとか耳をこちらに傾けようとします。
それでも伝わらないと、美容師さんが、紙と鉛筆を貸してくれるのですが、まだ、文字も早くはかけない小さな子どもだったので、すかさず、美容師さんが代筆を。書き終わってから、よみなおしてくれて、これでいい?ときいてくれます。私は大きく頭を縦に振り、そのメモを受け取って、母に。

子供の私は、大役をこなしている、充足感に満たされていたようなきがします。
そのあと、綺麗になった母と、さっぱりした父の間で手をつながれ、近くの定食やさんで食事をして帰った気がします。

父は外出するときは、いつもネクタイを、母は、とても綺麗なひとでしたが、普段は商売で必死に働いていて、出かけるとき、
父や、私の面倒はみるのですが、自分のおしゃれに時間をかけません。それで、父とわたしが、こっちの洋服がいい、あっちがいいと、母におしゃれをさせます。
美容院からでてくる母は、子どもの私にとって、自慢の母でした。
髪型は。いつも同じだった気がします。でも、昔の女優さんみたいに、輝いていました。

今、どんな美容院があったらいいかと、考えていましたら、どうしても、1番に、そのときの美容室を思い出します。
モダンでおしゃれな美容室も、それはそれで、素敵だと思います。
でも、記憶に残っている、家族の行事のようにでかける美容室もあっていいのでは、と。
ちなみに、昔は美容室とは言わないで、美容院といっていたようなきがします。